魅力たっぷりの白樺林

 東京にも白樺林があるって知ってますか? 以下にご紹介する白樺林は登山道から比較的容易にアクセスできる林です。いずれも安全な場所ですが、迷い事故を防ぐためにもコンパス(磁石)と地図をご持参ください。また、貴重な白樺の樹皮にキズをつけたり、林内にゴミを放置するなどの行為は絶対にお止めください。この白樺林が末永く保存できるようご協力下さい。
◆御林山
浅間尾根の西端に位置する御林山は標高1078m。山頂といっても尾根道との標高差は東側で十数メートル、西側は緩傾斜で尾根との標高差はほとんど体感できません。その西側の北斜面 に白樺の林が展開しています。仲の平バス停からは約1時間。周遊道路の浅間尾根駐車場からは約10分です。
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◆倉掛尾根(白樺平)
藤原と風張峠を結ぶ倉掛尾根。この倉掛尾根にある倉掛山(1078m)の西方の稜線北面 に群生する白樺林は後背に御前山を配して美しい。昭和15年発行の山岳書は、この辺りを白樺平と表記している。風張峠から林道ではなく尾根道(旧道)を5分ほど東へ下った場所。面積・本数は村内最大だが、減少も著しい。
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◆都民の森(里山の路)
都民の森内の鞘口峠から月夜見方面に「里山の路」を20分ほど登ると標高1200mほどの尾根の南面 に白樺の林が出現する。登山道との間に雑木があるので、これが繁ってしまうと見落としてしまうかも知れない。注意深く観察しながら歩こう。1241mにある展望台の少し手前である。
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◆槇寄山付近
槇寄山(1188m)の山頂から三頭山方面へ100mほど下った尾根の北側に広がる緩斜面 。この広大なグランドを思わせる斜面をさらに50mほど北西の奥へ分け入ると白樺の密生した場所に到達する。この白樺群落は北面 のハチザス沢へ下る途中まで数カ所に展開している。後背の山影はハチザスの頭と熊倉山。
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◆大羽根山付近
大羽根山(992m)の山頂から笹尾根方面へ5分ほど登った登山路の右手奥にある 。白樺群落としての規模は小さいがこの周辺は展望が良い。手前の伐採地点のベンチからは正面 に都民の森管理棟や砥山、三頭山を臨むことができる。ハイキングの小休止場所として最適だ。
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◆小棡峠付近
小棡峠(1045m)から笛吹方面へ5分ほど下った尾根の北西側に広がる白樺群落 。この辺りは丸山の東麓に展開する広大な雑木帯の一部で、豊かな自然を十分に堪能できる貴重なエリアだ。しかし、あまり歩き込まれていないので登山路を見失うことのないよう注意が必要。
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◆丸山直下
丸山山頂(1098m)から北へ、笛吹峠・笛吹集落間のハイキングコースへ直接下る登山道沿いにあり、かつては広大な白樺林であったなごりを感じさせる群落です。残念ながら8割ほどは一般 広葉樹の浸食を受けていますが、総本数は写真に収まらない数量 が残っています。
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